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 「花ものがたり」最終回
         

 昨年の4月から始まりました「花ものがたり」が、今日3月31日で終わりました。
花の連載記事なので、「1年間も、描く花があるか?」とまわりからは心配されていましたが、好きな花はたくさんあるので、迷うことはまったくありませんでした。
大好きな花たちを毎週描かせていただき、とても幸せでした。
”花と妖精”は私の中で、これからも描き続けていきたい、生涯のテーマとなりました。
 読者のみなさまからは、たくさんのお手紙をいただき、感謝しています。
心から、お礼を言います。1年間、本当にありがとうございました

 最終回の絵を渡した日、担当の利津子おねえさんが、大きな紫陽花の鉢植えを抱えて現れました。「1年間、おつかれさまでした。」って、プレゼントしてくれたんです!
「3月に紫陽花?!」と、ビックリしましたが、蕾が黄緑色で、開くと純白になり、花びらの縁は、ドレスの縁飾りにつけられるスカラップのようでとても素敵です。
庭に植えて、「花ものがたり」の掲載記念樹にしようと思います。

   
         花嫁が抱えるブーケのように清らかですね。

  利津子おねえさん、どうもありがとう 1年間、本当にお世話になりました。
        

 

| 09:17 | - | comments(15) | trackbacks(0) |
 地震から一夜明けて
    これを読んでくださっている、みなさまの地域は大丈夫でしたでしょうか?
      被害に遭われた地域のみなさま、心からお見舞い申しあげます。

          

 やまねこさん、ご心配ありがとうございます。おかげさまで、私は無事です。
みなさんもご無事だといいのですけれど。
神奈川は、震度5でしたが、今まで体験した中で最も大きな地震でした。
 3分の2くらいカップに入ったお茶が、パシャパシャ飛び散って、キッチンの食器棚の食器がガチャガチャ音を立てて、今にも落ちそうな感じでした。
 すぐに電気が消えて、停電になり、携帯も込み合って使えず。私のラジオは電池が入っていなくて・・・。揺れは、ちょっと乗り物酔いの気分になりました。
 少しおさまってから、近くのお店に行くと、お店も閉まっていて、信号も消えていて、車と人が入り乱れていました。実家の家族と、近所の人たちで集まって話しをして、電池はお隣のおくさんにいただきました。こういうときの近所の人たちは、心強い!感謝です。
 しばらくして、ほとんど治まったように思えたので、みんな家に戻りました。
戻ると、本棚からは、いくつかの本や人形が落ちていました。
 ガスと水道は使えたので、まだ、良かったと思います。食事も作れましたし。
暗くなると、私は、ローソクを3本立てて、ラジオを聞きながら、絵を描きました。
(想像すると、ちょっと凄い絵でしょう?)
 けれど10時くらいには、電気が戻り、全てが元に戻りました。改めて、電気を使えるありがたさを感じました。ガスや水道もそうですね。普段は何気なく使っていますが・・・。


     みなさまも、ご無事でありますように、心からお祈りしています。

| 13:30 | - | comments(20) | trackbacks(0) |
 雛まつり
                

  今日は雛まつりですね。 お雛さまのポップアップカードを作ってみました。

 これは今日の「花ものがたり」の”小さなおまけ”のコーナー”に作り方を載せました。
コーナーは、あまりにも小さくて、最小限の文章と作り方の絵しか載せられないので、わかっていただけたか、いつも少々不安なのですが・・・。私も後から必ず、作るようにしています。
このお雛さまは、今朝、夜中の3時に出来上がりました
 提案したのは、内裏雛だけをカードに付けるというものでしたが、自分で作ったら、ぼんぼりもバックに入れたくなり、桜と橘も前に置きたくなって、付け加えてしまいました。
 ポップアップとしては、一番カンタンな、1センチ角の立法体をカードの内側に付けてこれで開閉出来るようにするものです。

        

         こんな感じで、2つの面を接着します。
      この手前の面に、手描きのお雛さまを貼付けるだけです。

 私は小さい頃、お雛さまが大好きで、「家にお雛さまがあったら・・・」と、雛まつりの時期には、いつもお雛さまを夢見る女の子でした。
 そうしたらある日、母がどこかの銀行で、紙のお雛さまをもらってきました。
A4くらいの大きさで、線を指示どおりに折り曲げていくと、7段飾りの立体的な”ひな壇”が出来上がりました。しかも、それぞれのパーツのまわりが切りぬかれていて、お雛さまや飾りの小物すべてが段の上に立ち上がったんです!
 私は、もう嬉しくて嬉しくて、その小さな紙の雛人形を、魔法を見るように眺めました。たためばまた1枚のフラットな紙になる、その雛人形は、私の宝ものでした。
 そして、「これを思いついて作った人ってなんて素敵なんだろう!」と、作り手の側のことも考えました。きっと当時、お雛さまを持っていた女の子は、そんなにたくさんいなかったはずです。そんな女の子の憧れる気持ちを叶えるために、こんなにコンパクトで可愛い、お雛さまを、雛まつりの時期に作ってプレゼントしてくれるなんて!
 お金をかけなくても、想像力とアイデアで、こんなに人の気持ちをワクワクさせるものが作れるということが、本当にビックリでした。
 私が手づくりに興味を持ったのも、この紙のお雛さまと出会ったからだと思います。

 だから、今回の「花ものがたり」のおまけは、そんな過去の自分にプレゼントをするような気持ちで作りました。今の小学生は、みんなもうお雛さまを持っているのかなぁ?
 でもそれでも、お雛さまを自分で作る楽しみを、ぜひ味わってほしいです。


     

 上の写真では、見えませんでしたが、ぼんぼりは少しはみ出して外側に付けました。

閉じると両側が少しはみ出してしまいますが、飾ることだけを目的とするなら、ちょっとくらい、はみ出したほうが、立体的でおもしろいと私は思います。
   



| 13:55 | - | comments(16) | trackbacks(0) |
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